照明をネットにつなぐ意味を考えてみる。

ログ

照明がONになっている場合、そこで生活していることがわかるので、ひとつの照明の
状態を記録するだけでも、それなりの活動状況のログになる。

かといって過度なプライベート情報でもないので、安否確認用に、
家族と共有するぐらいなら、適当な情報にもなるかもしれない。
遠隔地の照明が相互で調光、色などを変えられ照明を共有するなんてのも、
カップル向けにちょっと面白いかもしれない。

外部からのON/OFF

多少防犯だったり、消し忘れだったり役に立つこともあるかもしれないが、
外部からのON/OFF操作は必要ないと思う。

条件指定

インターネットにつなぐ必要はあまりないかもしれないが、ネットワーク化することで
外の明るさに応じて自動調光したり、時刻指定をしたり、別の家電と連動させたりなどが
可能となる。

ビッグデータ

単に照明だけでも、日本中もしくは世界中の照明データを集めると、
利用パターンなどから、様々な情報を得る事が可能だ。
例えば、天気の悪い日は照明をつける人が多かったり、日没の時間だったり、
就寝の時間だったりを大まかに把握できたりも可能かもしれない。
家にいる事が多い世帯や、不在にしている事の多い家庭、推定の世帯人数なんかも
出せるかもしれない。

別にそんな事をするために、全ての照明をIoT化して、監視する必要はないのだが、
単に照明のデータだけでも、ビッグデータ解析すれば、新たな事がわかってくる
可能性を秘めているという意味で、例に挙げてみた。

スマート照明の事例