なぜ火星を目指すのか?

これまでにも、人は海を渡り新しい土地を探し大地を切り開いて来た。
地球上では今でも人口が増え続けているが、「成長の限界」という言葉のように、地球の資源には限りがあり、人類はスペースを求めて外に出なくてはならない。
地球にとって身近な星、まず月が存在する。
コロニーを作って生活するには良いだろうし、いずれそうなるだろう。
ただ、月は小さく、重力も弱く、大気も存在しない。
テラフォーミングしようにも、資源に乏しく、重力の関係から大気が維持できないだろう。
では火星はどうか?
今は何も無い砂漠のような火星ではあるが、35億年ほど前には水が有ったのではないかと言われている。
月と火星を比較するなら、地球に近い環境を構築できるとしたら火星なのである。
ただし、いきなり火星に住もうとしても、火星に住むのは困難である。
そこでまず、第一ステップとなるのが、現在のISSである。宇宙ステーションで人が生活する。
それがまずは第一歩。
次に月に基地を置く。
月に基地を置くメリットがどれだけあるかは分からないが、
火星に基地を作る事に比べれば、難易度は下がる。
その次が火星だろう。
火星にコロニーを作り、まずはコロニーを増やす。
次に、火星を温暖化させ、氷を溶かし、大気を作り、最終的には地球と同じように
青い星に変える。
火星の次はどうか?どこか別の星を持って来て太陽系の軌道に乗せるとか、
太陽系外を目指して、新天地を求めるとか、いくつか考えられるが、
それはだいぶ先の事になるだろうから、人類が当面目指すべき場所は火星というわけです。