地下鉄や室内の駅で、改札でたとき、あれ?これどっちに進めばよいのかな?
と思ったことはないだろうか。
屋内はGPSが入らないので、ナビの空白地帯となっている。
というわけで今回は、QRコード+ARでナビを作ってみる。
といってもわかるのは方角と距離だけなのだが。
使い方
スマホ(今回はiPhone)でアプリを起動
1.目的地を検索して選択
2.QRコードを読み込む
ARで目的地の方角を示してくれる。
仕組み
QRコードのサンプルとしては
Tokyo|35.6812,139.7671,46|0,0,0
というデータが入っている。
名称|緯度,経度,高度|ピッチ,ロール,ヨー
という内容。後半のピッチ,ロール,ヨーは、QRコードがどちらを向いているかを意味している。基本的には壁に貼るとおもうがヨーが南を背にしていたら180度北を背にしてたら0とする。
続いて、スマホの操作だが、キーワード検索で行き先を検索
検索画面のイメージはこんな感じ
AR画面はこんな感じ

要は行き先の緯度、経度、現在の緯度、経度が分かれば方向と距離がわかるので、
あとはQRコードに含まれる方角情報を使えば、行きたい方角が示せるということである。
これの利点としては、冒頭にも挙げた通り、GPSがなくても方角を示せること。
デメリットとしては、貼る面の方角を確認するのが面倒といえば面倒かもしれないが、
GoogleインドアマップはGoogleが対応してくれないといけないが、この仕組みなら、
QRを貼る方角さえちゃんと把握できれば、どこでも誰でも安価に作れるので、もっと手軽に導入可能だ。
改良すればもっとよいかとなと思う点としては、
行き先が北方向だとして、出口が東西にしかない場合はどちらから出た方がよいのかわからない。まあ室内で、緯度、経度、方角まで分かってたらあとはナビ側で煮るなり、焼くなりしてくれるだろう。